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ANAフライングホヌ ビジネスクラス搭乗記|新婚旅行のホノルルで“マイル沼”に落ちた話

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。

2024年3月。私たち夫婦は、新婚旅行でハワイへ行きました。

往復で乗ったのは、ANAのA380「フライングホヌ」のビジネスクラス。
マイルでも、ポイントでもありません。現金で、夫婦2名往復64万円を払いました。

今のマイル好きな私からすると、ちょっと信じられない買い物です。
でも、この1便が、私の人生を変えました。

「この便だけで、PPが1万以上たまるやん」。
そう気づいたことが、SFC修行の起点になったからです。

この記事は、その搭乗記です。
フライングホヌのビジネスが実際どうだったか。座席、機内食、そして忘れられない復路のサプライズまで、正直に書きます。

この記事の結論(先に要点だけ)
  • 便:ANA A380「フライングホヌ」ビジネスクラス往復(成田⇔ホノルル・2024年3月)
  • 支払い:現金、夫婦2名往復で約64万円
  • 決済:Oliveゴールド(年100万円修行の最中だった)
  • この便で1万PP以上を獲得(PP=上級会員「SFC」になるために必要な搭乗ポイント)→ 「ついで修行」を決意 → SFC修行へ
  • 座席・食事・サプライズ、すべてが「ハワイ×新婚旅行」に最適化されていた

目次

なぜ、ハワイのフライングホヌだったのか

行き先は、わりとすんなり決まりました。ハワイです。

理由は、いくつかあります。
ひとつは、私の好きな小説の舞台が、ハワイだったこと。
作中に出てくるロイヤルハワイアンのバーでピナコラーダを飲んでみたかった。
(実際に飲みました。)
どちらかというと私が行きたがって、妻が「いいよ」と乗ってくれた形です。

そして、機体。
実は、フライングホヌに乗ってみたい、という気持ちも大きな理由でした。

私はもともと、YouTubeで旅行系のチャンネルや、飛行機の搭乗レビューを見るのが好きです。
日系の航空会社で唯一のエアバスA380が、このANAのハワイ便。
しかも、ウミガメの特別塗装。
これはもう、乗ってみたい。

だから、航空会社も空港も、迷いはゼロでした。
「ハワイに行くなら、成田からのフライングホヌ一択」。
最初から、そう決まっていたのです。

今になって思うと、これは大きな分岐点でした。
私は以前はどちらかというとJAL便をよく使っていました。
もしここでJAL便に乗っていたら、たぶん私は、JALで修行していたでしょう。

このフライングホヌこそが、私をANAマイラーにした、いちばんの理由なのです。


なぜ新婚旅行のフライトを、現金で買ったのか

正直に言うと、当時の私はマイルの初心者でした。

海外も、台湾と韓国にLCCで行ったくらい。
長距離も、夜行便も、ビジネスクラスも、すべて初めてでした。

それでも、新婚旅行くらいは奮発したい。
そう思えたのには、理由がありました。

私たち夫婦は、結婚式を家族だけのシンプルなものにしていました。
その代わり、浮いたお金で、新婚旅行を少しだけ贅沢にしよう。
式のプランを立てていたときから、そう決めていたのです。

そうして選んだのが、ハワイと、フライングホヌのビジネスでした。

ただ、奮発するとはいっても、払うお金はできるだけ抑えたい。
そこは、エンジニアの性分かもしれません。

新婚旅行の計画で、私が最初に決めたのは「航空券を取ること」でした。
往復の運賃がいちばん安くなる日を探して、その日を出発日と帰国日にする。
旅程を、航空券から逆算して組んだのです。
その結果、10泊11日という長旅になりました。
正直、ホテルや飲食の費用まで含めると、トータルで安くなったのかは、あやしいところです(笑)。

新婚旅行の総額は、およそ180万円。
そのうち64万円、ざっと3分の1が航空券でした。
これでも、いちばん安い日を選んだ結果です。

決済に使ったのは、Oliveゴールドでした。
予約したのは、2023年の秋ごろ。
そのころの私は、ANAのカードを作ろうなんて発想すら、ありませんでした。

ただ、Oliveに「年間100万円使えば年会費が永年無料」という枠が、ちょうど残っていた。
64万円の航空券は、その大きな一押しになりました。
深く比べたわけでもなく、それで払った。ただそれだけの理由です。

正直に言えば、あとで少しだけ悔やみました。
「ANAのカードで払っていれば、マイルも還元も、もっと得だったのに」。
でも、そう気づくのは、この旅でマイルにのめり込んでから。ずっと後のことでした。

とはいえ、この「奮発」が、あとで何倍にもなって返ってきます。


フライングホヌのビジネスは、座席からして“新婚旅行仕様”だった

搭乗の前に、成田のANAラウンジでシャワーを浴びました。
これが、とてもきれいなシャワー室でした。
しかも、無料で使えます。

長いフライトの前に、さっぱりと身支度を整える。
どちらかというと、妻のほうが喜んでいた気がします。
無料で、こんなに快適。少し得した気分でした。

そして、機内へ。
まず驚いたのが、座席です。

エコノミーと比べて、足元が広い。シートもゆったり。
そして何より、フルフラットにして眠れる。これが最高でした。

私たちが取ったのは、通路側の「隣り合った2席」です。
この2席、間に仕切りがあるのですが、下ろすと2人並んで座れるシートになります。
おそらくANAの機材で、この配置はフライングホヌ(A380)だけではないかと思います。

普通のビジネスクラスは、1人用の席が中心です。
隣同士でも、少し離れていることが多い。

でも、フライングホヌはハワイ行き。
夫婦、家族、カップルばかりで、1人客はほとんどいません。
だから、隣り合ってビジネスに乗れる。これはフライングホヌの大きな魅力だと思います。

ハワイは、新婚旅行の定番中の定番。
そのニーズが、座席の設計にまで滲んでいるなあ、と感じました。

もうひとつ。
機内に乗り込むと、2階席の天井が虹色にライトアップされていました。

巨大なA380。ウミガメの塗装。機体そのものに、特別感があります。
「今、自分は人生の特別な場面にいるんやな」。
搭乗した瞬間に、そう実感できました。


機内食もアメニティも、“ちょうどよかった”

往路の機内食

席に着くと、すぐにCAさんがウェルカムドリンクを聞きに来てくれました。
夫婦でスパークリングワインを注文。

出発は夜21時ごろ。飛行時間は6〜7時間ほど。現地には朝7〜8時に着きます。
つまり「早く食べて、早く寝る」便でした。

それでも、機内食はしっかり満喫しました。

前菜は、ムール貝や、ピスタチオのパイのようなもの。
メインは、ロコモコか和食を選べました。私はロコモコ、妻は和食。
今になって写真を見返すと、エビやタコの煮付けが入った妻の和食のほうが、色とりどりで美味しそうです。

私はお酒もどんどん頼んで、ビールに日本酒に…CAさんに少し引かれた気がします。
妻は先に休み、私は暗くなってからも飲んでいました。

復路の機内食

帰りも、前菜から。
バゲットにお肉を乗せたものと、サラダ。飲み物はまたスパークリングワインです。

メインは、焼いたお肉のプレート。
ハンバーグだったか、チキンステーキだったか…そこはうろ覚えです。
パンと、生ハムや若いタケノコのようなものが入ったサラダが添えられていました。

ここでも私は、白ワインに赤ワインと、しっかり頼んでいます。

アメニティと睡眠

アメニティは、パジャマこそありませんでしたが、ふわふわの枕とブランケットが用意されていました。

ポーチは「Fred Segal(フレッドシーガル)」のもの。
中身は使い切ってしまいましたが、このポーチだけは今も小物入れとして愛用しています。

眠り自体は、よく眠れました。
実は、夜行便に乗るのは、これが初めて。
不安もありましたが、フルフラットの座席のおかげで、ぐっすり眠れて救われました。

ただ往路はフライトが短くて、睡眠は3時間ほど。
復路は日中の便で、時差ボケ対策にあえて寝ないようにしていました。

「もう少し寝たかったな」というのが、正直なところです。


忘れられない、復路のサプライズ

この記事でいちばん伝えたいのが、帰りの便での出来事です。

乗り込んで、離陸するかどうか、という頃。
若いCAさんが、こう聞いてきました。

「行きの便で、何かサプライズの演出はありましたか?」

行きは深夜便。食事と睡眠と朝食の準備でバタバタと終わり、特に何もありませんでした。
私たちも期待していなかったので、「いえ、特に」と答えました。

——これが、伏線でした。

食事が終わり、デザートも食べ終えた頃。
突然、CAさんが、立派なケーキのプレートを持ってきてくれたのです。

プレートには、チョコレートでメッセージ。
お盆には、ハワイらしい花。
さらに、子ども用のおもちゃのような小さな黒板に、可愛いホヌ(ウミガメ)の絵まで描いてくれていました。

驚いたのは、そこに書かれた日付です。
帰りの便の「3月24日」だけでなく、行きの便に乗った「3月14日」まで書かれていました。
きっと、しっかり予約情報を調べたうえで、用意してくれたのだと思います。

そして、私たち夫婦それぞれに、レイ(花の首飾り)をかけてくれて、写真もたくさん撮ってくれました。
ケーキは、ピスタチオやイチゴジャムのようなソースがかかっていて、まるでファーストクラスのような味でした。

このサプライズだけで、旅行が特別な思い出になりました。

ハワイを選んでよかった。
新婚旅行の定番を選んでよかった。
ANAの、日系のビジネスクラスを選んでよかった。

心から、そう思えた瞬間でした。

CAさんも、こういう対応に慣れている様子でした。
「定番を選ぶ」ということの良さ。それを、身をもって知った出来事です。


この1便が、私の“マイル沼”の入口になった

新婚旅行は、ただ楽しいだけでは終わりませんでした。

このホノルル往復で、PPが1万以上たまる。
搭乗前にそう気づいたとき、私の頭の中で、何かがつながりました。

「どうせ1万PPたまるなら、あと少し足して、SFCを取ってしまえばええやん」。

そこから、私のSFC修行が始まります。
月1回、土日1泊。那覇を起点に、コツコツとPPを積み上げていく日々。

費用は最終的に309,790円。PP単価は、およそ7.7円まで下がりました。
その全記録は、別の記事にまとめています。

今の私なら、この64万円の乗り方も、少し違って見えます。

現金で買うだけが、ビジネスクラスの乗り方ではありません。
マイルや、ANAスカイコインを使えば、現金の持ち出しはぐっと減らせます。
「賢く乗る」という選択肢を知ったのは、まさにこの新婚旅行がきっかけでした。

これから新婚旅行を考えている人へ

もし、新婚旅行で「ビジネスクラスにしようか、どうしようか」と迷っているなら。
私は、フライングホヌのビジネスを、そっとおすすめします。

隣り合って眠れる座席。手厚いもてなし。忘れられないサプライズ。
そのどれもが、「新婚旅行のハワイ」に最適化されていました。

現金で買うにせよ、マイルで狙うにせよ、乗る価値は十分にあると思います。

家族が増えてからの旅も、また違う良さがあります。
その話は、別の記事で。

——結局、あの64万円は、高い買い物だったのか。
いいえ。私は、少しもそうは思っていません。

あの時間には、それだけの価値がありました。
人生でも指折りの、深く心に残る旅になったからです。

そのうえ、あの1便がなければ、私はマイルにもハマっていなかった。
かけがえのない思い出も、その後のマイル人生も。
あの64万円が、まとめて私に連れてきてくれたのだと思います。

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。掲載している内容は2024〜2026年時点の私の体験に基づくものです。座席仕様・サービス・機内食などは搭乗時期や便により異なる場合があります。最新の情報は各社公式サイトで必ずご確認ください。

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